スウェーデンのキャッシュレス化が恐ろしく日本の先だ

キャッシュレス

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近い未来の話で話題となっている「キャッシュレス化」ですが、日本でも2020年のオリンピックに向けてキャッシュレス化を後押しして電子マネーやスマホ決済の普及が進んでいます。

それをあざ笑うかのようなスピードでスウェーデンではキャッシュレス化が進んでいることをご存知でしょうか?

キャッシュレス化で起こる日本のデメリット

2018年5月17日

キャッシュレス先進国「スウェーデン」

北欧のスウェーデンでは現金流通が約2%、つまり98%の人が現金以外で支払いなどのやり取りをしていて既に現金を使う習慣が無くなっています。

現金流通量が20%近い日本と比べると圧倒的なのがわかります。

なぜここまでスウェーデンではキャッシュレス化が進んだのか?について触れていきましょう。


現金お断り!「No cash」

とてもユニークな話に聞こえますがスウェーデンでは多くの場所で現金がお断りとなっています。

 

現金決済デメリット
  • 常にお釣りとなる小銭や紙幣が必要
  • レジ締めでの金額が合わない
  • 強盗への警戒
  • 会計時に時間と手間がかかる
  • 人件費がかかる

現金を多く扱う日本では、これに伴う費用・経費が約8兆円もかけられていますが、キャッシュレス化によってこれらにかかる費用が大幅に削減されることが見込まれています。

日本では逆に「カード決済不可」や「電子マネー不可」と言った場所がいまだによくあります。クレジットが使えてもJCBやMASATERなどでも使える使えないということも多々ありますので、現状で現金不可という体制は日本では考えられませんが、こういったデメリットは経営者や管理者は常に考えさせられている点です。

スマホ決済アプリ「Swish」

 

スウェーデンは国民の約6割以上、19~23歳の若年層利用は95%がスマートフォンアプリの「Swish」を使った決済を主流としています。

Swishは2012年にスウェーデンの6つの大手銀行が共同開発をして造られたアプリで、紐づけられた銀行口座からそのまま支払いができるデビットカードと同じ機能を持っています。

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更にSwishは支払いだけではなく個人間の送金も行えます。

スウェーデンの家庭では共働きが一般的で生活費は折半にすることが多い。その際にこのアプリを使ってお互いの生活費を管理することにも使われているそうです。

イベント時の幹事への支払いや、レストランでの割り勘、子供のお小遣い、なにからなにまで使えてかなり浸透しているのがわかります。

その先を超えたバイオキャッシュとは

もはやSFの世界でしかありえなかったような決済方法も導入されています。

アメリカの企業、スリー・スクエア・マーケットとスウェーデンのスタートアップ企業のバイオハック・インターナショナル社が打ち出した、”体内に専用のマイクロチップを埋め込み決済などのサービスを可能とする”というものだ。

CEOのヨワン・オスタールンドは「この技術を使えば、支払いや決済はもちろんのことドアのキーやパスワードも不要になる。キャッシュレス化の現代の良いタイミングに乗ることができた」と言っています。

既にスウェーデンでは3000人以上が利用し、国外でもこの技術は使われ始めてきています。


銀行そのものがキャッシュレスに

スウェーデンの銀行では従来の概念を覆す取り組みでキャッシュレス化を進めています。

それは銀行そのものが現金を取り扱わないと言うものです。

スウェーデンには約1600程の銀行がありますが、そのうちの900が既に現金を取り扱ってないと言います。それだけではなく今後は現金での預金も受け付けないという100%キャッシュオフを掲げている。

現金を管理するのに必要なコストが多く、キャッシュレスでのメリットが多い以上銀行もこのような措置を行っていくのは必然かもしれません。

更には公式通貨であるクローナの流通量を現在までに半分近くまで減らし、中央銀行はデジタル通貨を発行する検討をしています。その一つとして”ビットコイン”も有力候補にあがっておりキャッシュレス先進国としてさらに発展していきそうです。

キャッシュレスって?日本も始まるキャッシュレス化への険しい道のり

2018年5月9日